BNP Paribas デビスカップ 2010 JTA 公式サイト - 「日本 対 フィリピン」 :デビスカップ記事
2010年3月6日
[ダブルス] 松井俊英/鈴木 貴男 VS トレト・コンラッド・ユーイ/セシル・マミート
- 松井俊英
- 鈴木 貴男
- 6-4
- 6-4
- 6-3
- トレト・コンラッド・ユーイ
- セシル・マミート
デビスカップ、日本-フィリピン戦は、大阪府門真市のなみはやドームで第2日の対戦を行い、日本はダブルスで松井俊英/鈴木貴男組がストレート勝ちを収めた。これで日本の2回戦進出が決定。ワールドグループ入れ替え戦進出を懸け、5月にオーストラリアと対戦する。
フィリピンはメンバー変更を行い、初日のシングルスに出場したマミートとユーイを起用。ビッグサーブと変幻自在のプレーを披露したユーイと、チームの柱マミートとのダブルスはなかなか手強いと思われた。立ち上がりは、4年ぶりにデ杯に出場する松井の動きが固く、日本ペアはリズムに乗れない。試合後、松井は「やってやる、という気持ちはあったが、イメージだけ先行してしまった。経験不足もあった」と振り返った。
しかし、鈴木と松井は耐えに耐えた。第1セット第6ゲームでは6本のブレークポイントをしのぎ、10度目のデュースで鈴木がサービスキープに成功した。リズムが戻るまで、なんとか二人で守りぬく、という空気がコートから伝わってきた。そのうちに松井も本来のプレーを取り戻す。まずはリターンの強打が入り始め、ネットプレーやサーブも徐々に調子が上がった。結局、要所を締めた松井/鈴木がストレート勝ち。前日のシングルスから3連勝となり、最終日を待たずに日本の勝利が決まった。
「初めてのペアリングで松井選手と組み、お互いのサービスゲームで苦しんだが、なんとか我慢して、二人で勝てたことがうれしい」と振り返った鈴木。竹内映二監督は「相手は途中から急にプレーの質が落ちた。前日、シングルスで伊藤竜馬がユーイを5セットやったことが大きかった。改めてデビスカップのだいご味はチームの勝利だと思った」と語った。
長くダブルスを任せてきた岩渕聡が昨季で引退。ダブルスペアを育てることは、代表チームの急務と言える。その意味でも、この勝利は大きかった。鈴木は「添田以外は、誰と組んだとしても初めてのペア。今日まで、ずっと緊張していた」と打ち明けた。百戦錬磨の鈴木にしても、いや、経験豊富な鈴木だからこそ、デ杯の重さを背負って戦うのだ。
2回戦の対戦相手はオーストラリアと決まった。「テニス大国とのアウェーでの対戦は貴重な経験になる。ベストの体調で臨めるように準備したい」と意気込む鈴木。今回のフィリピン戦も、その強敵との一騎打ちを視野に入れての戦いだった。伊藤竜馬や松井にとっては、オーストラリア戦での代表入りに向けてのアピールの場でもあったはずだ。3-0で勝利を決めた日本だが、最終日も気の抜けない戦いになる。
秋山 英宏
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