BNP Paribas デビスカップ2009 アジア/オセアニアゾーン グループ I 2回戦『日本 対 中国』 :デビスカップ記事
2009年3月7日
[ダブルス] 鈴木 貴男/岩渕 聡 v.s.曾 少眩/張 択
- 鈴木 貴男
- 岩渕 聡
- 6-2
- 6-3
- 6-2
- 曾 少眩
- 張 択
前日の第1日は24歳の添田豪と19歳の錦織圭がそろってストレート勝ち。「ダブルスもストレートですよね」と若手からプレッシャーをかけられては、鈴木、岩渕の30代コンビが奮起しないわけにはいかないだろう。試合時間は3セットでわずか1時間28分。日本デ杯チームでダブルスペアとして歴代最多勝を誇る2人が、圧倒的な存在感を示して勝利数を「9」に伸ばした。
曾、張の中国ペアを相手に、鈴木、岩渕が存分に持ち味を発揮した。鈴木が第1セット第1ゲームをサーブ4本で簡単に奪ってリズムを作る。岩渕はリターンに冴えを見せて、リターンでウイナーを何度も決めた。流れを日本にしっかり引き寄せた第4ゲームのブレークも、最後のポイントは岩渕の厳しいリターンだった。3セットで相手サーブを5度ブレーク。13回あったサービスゲームで相手に与えたポイントは計12ポイント。ダブルスが一番苦戦するかも−−という大会前の予想を覆す会心の戦いぶりだった。

「大会前は準備不足もあり、緊張していた。終わってみれば完勝で、ホッとしている」。試合後の竹内映二監督から出てきたのは意外な言葉だった。実は、2月23日の練習で岩渕が腰を痛めてしまい、監督は岩渕をメンバーに入れるかどうかを最後まで悩んだ。28日から練習を再開できたので代表に選んだが、再発の不安は消えなかったという。
「けがで途中棄権すれば、次のデ杯はない。いい試合をするしか次のデ杯出場のチャンスはないと思っていた」と話した岩渕は、「首の皮一枚でつながった」とおどけて見せた。鈴木は「岩渕さんとは1歳しか違わないのがラッキーで、ジュニアから何度もダブルスを組んできた。その経験が今日の試合でも生きた。監督が選んでくれるなら、一つでも多くやりたい」。2人はまだまだ、デ杯ダブルスの勝利数を伸ばすつもりだ。
谷 祐一
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