BNP Paribas デビスカップ2008 アジア/オセアニアゾーン グループ I 『インド 対 日本』 :デビスカップ記事
2008年4月12日
ダブルス:鈴木 貴男 / 岩渕 聡 vs. マヘッシュ・ブパシ / リーンダー・パエス

- マヘシュ・ブパシ
- リーンダー・パエス
- 7-6(2)
- 3-6
- 6-3
- 6-4
- 鈴木 貴男
- 岩渕 聡

第1セットは緊迫した接戦だった。両チームとも流れを引き寄せられず、6−6に。タイブレークはインドが制した。第2セットは第6ゲームで日本が初めてサービスブレークに成功し、このセットを奪う。ブパシのサーブがにわかに不安定になったこともあって、日本チームがペースを握ったかに見えた。

第3セットは互いにサービスキープで中盤へ。第7ゲームはブパシのサービス。ブパシはここでも2本のダブルフォールトを犯し、日本チームは2本のブレークポイントを握った。しかし、このチャンスを生かせない。インドはブパシのサーブとパエスのネットプレーがうまく噛み合い、このピンチを逃れた。逆に第8ゲームで岩渕が痛恨のサービスダウン。このセットを失い、日本チームの勢いが一気に萎えた。第4セットはサービスブレークのチャンスも少なく、日本チームは尻すぼみのようになって敗れていった。
サービスゲームの出来はまずまずだっただけに、リターンでもう少しアタックできれば違う展開になっていただろう。しかし、そこに「芝」という難関があった。「イレギュラーしないで、と祈るような気持ちだった」と鈴木。チップ&チャージで攻撃したいのに、「(バウンド後に)思い通りに飛んでこない」ため、ショットが安定しない。「相手に1球でも多く打たせることができればゲームは変わっただろう」と鈴木は悔やんだ。大事なポイントを制することができなかった日本チーム。やはり、そこでグラスコートでの自信の差が出た。
まさかの3連敗に竹内映二監督は「残念のひとこと。アウエーのインド戦の連敗に終止符を打ちたかったが、返り討ちにあい、落胆している」。第2日で敗退が決まる展開に「こんな形になるとは思わなかった」と竹内監督。「一番の難しさは芝。ツアーでも4週間しかないサーフェスで、調整が難しい」と話した。18歳の錦織圭から32歳の岩渕まで、若手とベテランが噛み合った好チームだが、やはりアウエーのインド、そして芝は大敵だった。
日本テニス協会広報委員会委員・フリーライター 秋山英宏
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