BNP Paribas デビスカップ2008 アジア/オセアニアゾーン グループ I 『インド 対 日本』 :デビスカップ記事

2008年4月11日

シングルス1:錦織 圭 vs. ロハン・ボパンナ

錦織圭選手
第1日 第1試合 シングルス1 (Rubber 1)
  • ロハン・ボパンナ
  1. 7-6(2)
  2. 3-6
  3. 6-4
  4. 2-6
  5. 6-3
  • 錦織 圭
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ボパンナ選手アウエーでのデ杯デビュー戦。慣れないグラス(芝)コート。そして初めて経験する国別対抗戦の重圧。錦織には悪い条件がそろいすぎていた。特に芝生が“難敵”だった。微妙にイレギュラーするボールとのコンタクトに苦しみ、ミスヒットが目立った。ときおり鮮やかなウイナーを決めるものの、コンスタントにリターンが返らず、パスが抜けないからリズムに乗れない。


それでもなんとか試合を形にするのがこの18歳の非凡さなのだろう。第1、第3セットを落とし、相手に常に先行を許しながら、よく追いつき、ファイナルセットに持ち込んだ。しかし、ここまでだった。第5セット3−4からの第8ゲームでサービスダウン。3−5で迎えたボパンナのサービスゲームでも、15−40のブレークポイントを生かせず、最後はフォアハンドのパスをネットにかけて力尽きた。日本のデ杯史上最年少出場となった錦織の初舞台は、2時間50分で幕を閉じた。


錦織圭選手「試合に入ってからは緊張はなかった」と錦織。苦しんだのはデ杯の重圧よりも、芝だった。「芝での経験が少ないため、バウンドの変化の影響でミスが出た。それを防ごうと丁寧にいきすぎて相手にチャンスを与えることになった」と言うのは竹内監督。錦織は「(相手が)スライスで出てきたときは、ほとんどミス。触らせることもできなかった」と悔やしそうな表情を見せた。


それでも錦織は、地元の記者からの質問には「負けてしまったが、いいプレーができたと思う。彼は団体戦の経験が豊富だが、僕は初めて。今日はいい経験になった」と強気の答え。竹内監督も「今、持てる力は出し切った」と健闘を称えた。

日本テニス協会広報委員会委員・フリーライター 秋山英宏


錦織圭選手

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