BNP Paribas デビスカップ2008 アジアオセアニアゾーン『フィリピン 対 日本』 :デビスカップ記事
2008年2月10日
シングルス4:杉田 祐一 vs. エリク・タイノ

- 杉田 祐一
- 6-2
- 6-3
- エリク・タイノ

最終日を迎える選手たちに竹内監督は「デ杯は勝敗が決まったあとの試合も歴史に刻まれる。勝ち負けではなく、恥ずかしくない内容の試合をすること、攻める姿勢を貫くこと」と話したという。19歳、デ杯代表2年目の杉田は、その要求に十分応えたと言っていい。世界ランク最高122位(03年)と実績のあるエリク・タイノを終始、押しまくった。スピードのある杉田の攻めに、特にフォアハンドの連続攻撃に、32歳のタイノはついていくことが出来なかった。
「デ杯に対しては、(初めて代表に入った)去年よりも、もっと大事な試合、重い試合と感じていたので、絶対勝ちたい、勝って次につなげられるような試合をしたいと思っていた」と杉田。去年の後半は振るわなかったが、デ杯合宿から調子が上向き、自信がついたという。今は自分の「勢いを感じてる」という杉田。この快勝で、個人戦でも再び上昇気流に乗りそうだ。

終わってみれば5−0の完勝。しかし、それぞれの試合は接戦で「何が起きてもおかしくない」(竹内監督)内容だった。その接戦を選手が勝ち切ったこと、また、添田、杉田がそれぞれ成長した姿を見せたことは、チームにとって大きな収穫と言える。2回戦はインドが来てもウズベキスタンが来てもアウエーの戦いとなる。しかし、選手たちが今回のフィリピン戦で得た自信は、次の戦いに臨むうえで大きなアドバンテージとなるだろう。
日本テニス協会広報委員会委員・フリーライター 秋山英宏
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