デビスカップ2007 アジアオセアニアゾーン 1回戦 『日本 対 タイ』 :デビスカップ記事

2007年4月6日

初日は日本の2勝。添田、鈴木が1セットも落とさず快勝!

第1日 第1試合 シングルス
  • 添田 豪 (ミキプルーン)
  1. 6-1
  2. 6-2
  3. 6-2
  • キッティポーン・ワチラマノウォン
×

相手は16歳のジュニアプレーヤー。もともと、今週、名古屋で行われているジャパンオープン・ジュニアに出場する予定だったが、中心選手ダナイ・ウドムチョクの故障で急きょメンバーに加わった選手だ。添田の敵は油断と、絶対に負けられないという重圧だけだった。

しかし、添田は油断も重圧も感じさせないプレーを見せた。第1セットは立ち上がりから5ゲーム連取で主導権を握り、6−1で先取。第2セットは第5ゲームで相手のサービスを破ると、続く第6ゲームではブレークポイントを4本逃れ、4−2とリードを奪う。第2セットから相手のプレーが向上していただけに、この2ゲームは大きかった。

第3セットでは、3−1リードの第5ゲームで7度のデュースを繰り返した末にサービスブレークに成功。そのリードを守り、タイの新星をストレートでたたきつぶした。「自分の仕事をきっちり果たせてよかった。デ杯は3年目だが、無駄な緊張がなくなり、落ち着いて試合ができるようになった」と試合を振り返る添田。一方のワチラマノウォンは「(添田は)グラウンドストロークがライジングで足も速かったので、卓球をしているようだった」とお手上げの様子だった。


第1日 第2試合 シングルス
  • 鈴木 貴男 (高木工業)
  1. 6-4
  2. 6-2
  3. 6-3
  • ウィラパト・ドクマイクリー
×

去年のAIGオープンのような派手なプレーではなかった。しかし、手堅く、危なげなく、鈴木がチーム2勝目をものにした。ドクマイクリーの世界ランクは855位。このデ杯戦の前には、東京で賞金総額1万ドルのフューチャーズに出ていた選手である。グランドスラムなど大舞台を経験している鈴木にしてみれば、勝って当然の格下選手だった。しかし、どんな選手でも、デ杯で格下と戦うのは嫌なものだという。鈴木も、その難しさを実感しながらの試合になった。

「相手は挑戦するだけなので、やりやすい立場。それを受けて立つのは楽ではないと感じていた」と鈴木。シングルスでデ杯に出場するのは2年ぶり。しかも相手選手の情報は少なかった。序盤からエースを重ねていても、鈴木のプレーにはどこか重苦しさがつきまとっていた。第1セットは5−2とリードしたものの、終盤のサービスダウンで5−4となり、次のサービスゲームでは15−40のピンチもあった。しかし、鈴木は持ち味であるサービス力で窮地を脱し、重い空気を吹き飛ばした。

終わってみれば、試合時間1時間40分の完勝。鈴木は「すごくいい感触ではなかったが、デ杯である以上、勝利を得ることが大事なので、その意味ではよかった」と、ホッとした表情を見せた。

初日は順調に2勝。しかし、竹内監督の感想はやや辛口になった。「向こうは、勝たなくてもいい試合、こちらは勝たなくてはいけない試合。そういうメンタリティがお互いに働き、嫌だなとは思っていた。きっちり勝つことはできたが、選手は少し消極的だった。特に添田は、もう少し自分のテニスに相手をついてこさせるようなプレーをしてほしかった」。

ともあれ、添田も鈴木も、相手に隙を見せずストレート勝ち。日本がプレーオフ進出に王手をかけた。二日目のダブルスの相手は、岩渕聡/鈴木が去年のアジア大会(個人戦)で敗れた強敵ラティワタナ兄弟。接戦は必至だが、鈴木が前日の会見で語ったように「入れ替え戦につながるようなプレー」で3連勝といきたいところだ。

日本テニス協会広報委員会委員・フリーライター 秋山英宏

ミニミニテニスオンライン

デビスカップ1回戦 杉田祐一VS于欣源 ミニプレビュー動画(ご覧になるにはフラッシュプレイヤーが必要です)

AO2R 記事3

パンくずリスト

デビスカップロゴ

デビスカップ公式サイト(英語)[リンクロゴ]

チケット販売

大阪テニス協会 デビスカップサイト

JTA公式メールマガジン「テニスファン (Tennis Fan)」

テニスファン Tennis Fan個人情報保護方針など

お問い合せ

デ杯対タイ戦は終了いたしました。