デビスカップ2007 アジアオセアニアゾーン 1回戦 『日本 対 タイ』 :デビスカップ記事
2007年4月4日
ワールドグループ・プレーオフ進出をかけ、タイ戦に臨むデ杯日本代表
デビスカップ・アジア/オセアニアゾーン・グループ I・2回戦に進出した日本は、今週末、大阪・門真市のなみはやドームでタイを迎え撃つ。ワールドグループ入れ替え戦進出をかけ、厳しい戦いが予想されたが、相手の二枚看板、ダナイ・ウドムチョク(世界ランク83位=4月2日付、以下同)とパラドーン・スリチャパン(85位)のケガによる欠場で、日本は断然優位に立った。
タイは、ダブルスで実績のある双子の兄弟、ソンチャット・ラティワタナ、サンチャイ・ラティワタナに、19歳のウィラパト・ドクマイクリー、16歳のキッティポーン・ワチラマノウォンという布陣。主軸は経験のある25歳のラティワタナ兄弟だ。二人が組むダブルスはなかなか手強い。複の世界ランキングはソンチャットが109位でサンチャイが110位。去年の対戦では岩渕聡/松井俊英が4セットで敗れ、アジア大会の個人戦ダブルスでは岩渕/鈴木貴男がこのペアに敗れている。今回と同じなみはやドームでの05年のデ杯戦では岩渕/鈴木が完勝しているが、油断のできない相手だ。
ただ、シングルスでは両チームの力の差は歴然。ラティワタナ兄弟はデ杯では何度かシングルスにも起用されているが、個人戦ではサンチャイが世界ランク1398位、ソンチャットはランク外と実績は乏しい。ランキングからいえば、去年プロになったばかりの若手、855位のドクマイクリーがエース格。2月に台湾戦のシングルスでデ杯デビューを果たしたが、陳迪に4セットで敗れている。もう一人のワチラマノウォンはデ杯出場歴がなく、世界ランクも1507位。ジュニア世界ランクでは38位につけているが、経験不足は明らかで、大きな戦力とは考えにくい。
日本は2月の中国戦に出場した添田豪(224位)、岩渕聡(306位)、鈴木貴男(322位)、杉田祐一(475位)が今回も代表に選出された。中国戦では杉田の代表デビュー戦白星で波に乗った日本チーム。今回もエース添田を中心に、経験豊富な岩渕、鈴木、勢いのある杉田をそろえ、万全の状態で開幕を迎える。中国戦ではダブルスで起用された鈴木だが、国際大会として開催された島津全日本室内選手権のシングルスで優勝するなど調子を上げており、今回はシングルスでの起用もあるだろう。
対戦成績は日本の5勝2敗。01年以降の4度の対戦では、いずれもホームのチームが勝っている。なお、タイとは去年12月のアジア大会準決勝でも対戦し、添田が相手のエース、スリチャパンを下し、日本が2−1で勝利を収めている。
対戦は、シングルス4試合にダブルス1試合の計5ポイント。6日にシングルス2試合、7日にダブルス1試合、8日に対戦相手を替えてシングルス2試合が行われる。対戦に先立ち、5日に組み合わせ抽選が行われ、試合順が決まる。
日本テニス協会広報委員会委員・フリーライター 秋山英宏
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